2週間ほど前から思いつきと思い出作りのために富士ヒルクライムブロンズリングを目指し、挫けずに毎週末江戸川に走りに行っていた。
走りに行っていたと言ってもわずか5回ほどであるが…
そして、いよいよ不動峠チャレンジ。
サイコン、心拍計、ケイデンスセンサーを購入してモチベーションが上がる。
練習5回目 ケイデンス80は低いかも
とりあえずサイクルコンピューターが無いと走っていてもつまらないので購入。それと、当時購入できなかったケイデンスセンサーと心拍計も購入。
全部中華ブランドでトータルで1万円位の初期投資。
この後、大枚はたいてスマートローラー買う事になる。
ケイデンスが視覚化できるのは画期的で面白い。
30年前当時は確かケイデンスは80rpmが基本で…なんて覚えていたが、ネットで調べると今は90rpmが基本で、トルクよりも回転数で乗るのが主流らしい。
この高回転数はなかなか慣れなく、そもそも脚力が無いので回転を上げると直ぐに脚も心肺もきつくなっていた。今はだいぶ改善したが、それでもローラーでERGモードだと低ケイデンス傾向である。
練習6回目 初めての不動峠チャレンジは25分台
週末は自転車で江戸川を走り、平日はロードバイクやヒルクライムの情報をネットで漁る。
何しろ29年ぶりなので全てが新鮮。
調べてると引っかかるワードに『不動峠』が出てくる。どうも筑波山では非常に有名な峠道で、初心者でも頑張れば上れる峠と紹介されていた。
筑波山はオートバイで何度も行った事があるが、不動峠は聞いた事が無い。調べると、筑波山神社側では無く、もっと南の全然馴染みのない場所だった。
まだYouTubeにアップしようと意気盛んな時だったので、古くからの自転車仲間と動画撮影しつつ不動峠にチャレンジしてきた。
古いクロモリロード8速にはインナー42、ロー23なる、ど平坦の漢ギアが付いていたので、これを39‐26に交換して臨んだ。
ちょっと昔話ですが、30年ほど前のロードバイクはコンパクトクランクなどもなく、ランドナー、マウンテンバイクなどだとフロントチェーンリング3枚とかはあったと思いますが、そもそもロードバイクという呼び名がいつから始まったのかもよくわからんし、当時はロードレーサーと呼ばれていたと思う。
で、リアのカセットですが平坦仕様だと21、坂も平坦も走るよだと23、山にでも行くのだと25なんかをつけていた記憶があります。
ちなみに当時高校生だった僕はフロント42リア23で大垂水峠や飯能の山々、近場だとランド坂などをノロノロと走り回っていました。
斜度が10%を超えるとまっすぐに走れずにジグザグに走ったりして非常に迷惑だし危なかったと思います。
実際は上り始めてすぐにインナーロー固定になってしまい、なんとか足をつくまいとえっちらおっちらとトルクでペダルを踏みしめて上った。
不動峠の最後の最後、10%以上の急こう配で心拍数は爆発し最高190bpmを記録した…無運動ジジィがいきなりやるものでは無かったと後悔したが心臓ショックで死ななくて良かった。
結果としては、休憩することも足つきすることもなく最後まで上りきれて、時間は25:41だった。この11カ月後には13分台で上れるようになるのだが…
不動峠頂上の休憩所は当時はまだ建設途中であった。

心臓は唸るように鼓動してるし、息も絶え絶えなので30分は休憩してからつつじヶ丘を目指してゆるゆると漕ぎだしたわけなのだが、表筑波スカイラインは途中休憩を挟みながら、ぐるぐるロードの筑波スカイラインは追い越していくバスと車に恐怖しながらノロノロ上った。
それでもつつじヶ丘まで上れ、当初の目標は達成できたので満足しながら神社側から下り、りんりんロードを道に迷いながらも車を停めてある平沢駐車場までたどり着いた。

恰好がロードバイクを乗るそれでは全く無い。富士ヒルまでには自転車もフレーム、フォーク、シートポスト残して全て変更してしまう。
この1年1か月後に同じクロモリロードで富士ヒルクライムを81分で走り切れるとは、この時は全く思いもよらなかった(笑)
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