ロードバイク超初心者がいきなり不動峠ヒルクライムした結果

実走練習

2週間ほど前に突然思いつき、思い出作りのために富士ヒルクライムブロンズリングを目指し、挫けずに毎週末江戸川に走りに行っていた。

走りに行っていたと言ってもわずか5回ほどであるが、5回も欠かす事無く走りに行ったのは褒めるべき事であると思う。褒めて伸びるタイプだと思う…

そして、突然の不動峠チャレンジ。

中華ブランドのサイコン、30年前には手に入れられなかった心拍計、ケイデンスセンサーを購入してモチベーションは爆上がりしている。

不動峠とはいったい何????

週末は自転車で江戸川を走り、平日はロードバイクや富士ヒルクライムの情報をネットで漁る。

何しろ29年ぶりなので全てが新鮮。

その中に調べてると引っかかるワードに『不動峠』が出てくる。どうも筑波山を走るサイクリストには非常に有名な峠道で、初心者でも頑張れば足を付かずに上れる峠と紹介されていた…ような気がする。

不動峠は茨城県にある筑波山の南東にあり、ガマの油で知られる筑波山神社やロープウェイとは全然別の場所にあります。

峠のコースプロファイルはSTRAVA調べでは、

距離3.77㎞ 獲得標高265m 平均勾配7.0% 最低標高46m 最高標高311m 標高差265m

となっています。

男性トップ層は9分台で走り切り、女性トップでは12分切るくらいである。

中年男性なら15分を切れれば、まずまずのタイムらしいです。

そもそもヒルクライム自体30年ぶりで、当時のロードバイクにはコンパクトクランクなどは無かったような気がするし、マウンテンバイクだとフロントチェーンリング3枚とかはあったと思いますが、そもそもロードバイクという呼び名がいつから始まったのかもよくわからないし、当時はロードレーサーと呼ばれていたと思う。

で、リアのカセットですが平坦仕様だと21、坂も平坦も走るよだと23、山にでも行くのだと25なんかをつけていた記憶があります。

当時高校生だった僕は、フロント42リア23の今なら漢ギアと呼ばれるギア比で大垂水峠や飯能の山々、家の近所だとランド坂、連光寺坂などをノロノロと走り回っていました。

斜度が10%を超えるとまっすぐに走れずにジグザグに走ったりして非常に迷惑だし危なかったと思います。

フロント39 リア26のギア比を選択

30年前のクロモリロードにはフロント52-42のリア23-11なる、ヒルクライムするにはあまりに無謀な、無運動の中年おじさんが使ってはいけないようなギア比だったので、Amazonでインナーチェーンリング39とチェーンをカットしなくてもギリ行けそうな26から始まる8速カセットを購入。

大きめの川にかかる橋を上る感じだとクルクルと走れて期待出来たんだけどねぇ。

結局、この後Tiagra10速に交換したからちょっと無駄な出費になってしまった。

不動峠チャレンジは25分41秒

ボッチだと寂しいので自転車が趣味な友人を誘い、車に自転車を積み込み不動峠麓の市営平沢駐車場までトランポ。

せっかくのチャレンジなので動画撮影しながら上ってみました。

この為に購入した39‐26のギア比は最後の切り札のつもりだったのですが、上り始めてすぐの激坂で切り札を使ってしまい、結局最後までインナーロー固定で上る事に…

意地でもなんとか足をつくまいと、えっちらおっちらとトルクでペダルを踏みしめて上りました。

不動峠の最後の最後、10%以上の急こう配で心拍数は爆発し最高190bpmを記録…無運動ジジィがいきなりやるものでは無かったと後悔したが心臓ショックで死ななくてほんと良かった。

結果としては、休憩することも足つきすることもなく最後まで上りきれて、時間は25:41でした。この11カ月後には同じフレームで13分台で上れるようになったりします(笑)

この当時、不動峠頂上の休憩所は当時はまだ建設途中でした。

心臓は唸るように鼓動してるし、息も絶え絶えなので30分は休憩してからつつじヶ丘を目指してゆるゆると漕ぎだしたわけなのだが、すでに死に体で表筑波スカイラインは途中休憩を挟みながら…ぐるぐるロードの筑波スカイラインは追い越していくバスと車に恐怖しながらノロノロ上った。

それでもつつじヶ丘まで上れ、当初の目標は達成できたので満足しながら神社側から下り、りんりんロードを道に迷いながらも車を停めてある平沢駐車場までたどり着きました。

結果的には、つくば霞ヶ浦りんりんロードがおすすめしている筑波山ヒルクライムコース25㎞を走り切ったのですが、ロードバイク超初心者には大変厳しい上りでありました。

でも、休み休みいけば押して歩くことも無く何とか上りきれるので、ロードバイク初心者でもチャレンジしてみるのをオススメします。

恰好がロードバイクを乗るそれでは全く無いのが素敵ですね。

富士ヒルまでにはこの自転車もフレーム、フォーク、シートポスト残して全て変更してしまう事になります(笑)

筑波山神社側の下り坂は慎重に走ろう

上りはスピードが出ないの比較的安全ですが、下りは怖かったです。

平沢駐車から不動峠までの道は再舗装されておりすこぶるキレイで快適でしたが、筑波山神社側へ下る道は路面が悪くガタガタとスピードを出すと恐怖を感じます。

ダブルレバーだったので、ガタガタ下りで変速するのに片手を離さないといけないのですが、ハンドル取られて転びそうで恐怖しかなかったです。

車の往来も多いのでスピードの出し過ぎに注意して下さい。おじさんは普段の生活があっての自転車遊びです。

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